こんにちは、カフェノビロです。
晩夏に収穫のお手伝いをした農家さんから、共通の知り合いを通じてほうれん草をお裾分けいただきました。
このほうれん草、規格外野菜のため市場には流通しないそうですが、非常に美味でした。しゃぶしゃぶにして食べましたが、一口食べて「あ、これは全然違うぞ」と感じ、「あーうまいうまい」とムシャムシャ食べてたらあっという間に完食していました。灰汁がほとんどないのでたくさん食べても気分が悪くならず、葉は肉厚で、口に含むたび甘味と香りが広がります。
お手伝いしたときに伺ったのですが、この農場で働いているパートさんは収穫物が美味しすぎて、他のほうれん草が食べられなくなったそうです。冬に収穫したほうれん草を冷凍して、翌冬まで少しづついただいているそう。でもその気持ちがわかるくらい、美味しいほうれん草でした。
丁寧に石が取り除かれ、いい香りのする微生物をたっぷり含んだ畑は、膝をつくと足が沈むほどふかふかでした。ほうれん草は肥料を入れすぎると葉が大きくなりすぎて雑味が出てしまいますが、この農家さんは化成肥料を使わず、有機肥料の量と中身を何十年も研究して、この味に到達したんだと思います。農業は奥が深くて面白いですね。近隣にこういう農家さんがいるのは幸せだと思います。
まだ少し残ってるので、味わって食べます。
ノビロ
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